安定して食べられる。
在宅では、改善も大事だが、
低下しない、ということも同じくらい大事。
低下しない、とは、
言い換えると、
維持。変わらない。
今日の利用者は、一時むせが酷くなり、
発熱などもあったが、
ここ最近はむせもなく、落ち着いて食べられている。
介護期間も長く、
介護者は安定して食べられることに、
安心している。
でも、これが当たり前じゃないことも知ってるから、
安定して食べられるように、注意していこう、と言葉も出る。
一方で、終末期といわれ、在宅看取りも視野に過ごしているお宅。
なかなか食べられず厳しいが続く。
覚醒も悪い、食べればゴロゴロし始める。
それでも、なんとかしたい、という思いは強い。
この状態での関わり方を伝えている。
一時より覚醒がよければ、少し飲めたり食べたりする。
でも、ほんの少量で、すぐに疲れる。
だから、飲めるもの、食べられるものも、
ある程度決まってくる。
『なんか、安定はしてきたんだけど…。
もうこれ以上なにも出来ないのかな。
やっぱりだんだん弱っていくと思う。
いつかはゲームオーバーにはなるんだと思う。
でも……』
ああ、そうか。
食べることに関わることは
介護者の精神的な安定にも繋がっている。
「安定」も捉え方は異なる。
ところで、帰り際、
お家前の道路は狭い、という話題になった。
私が、
『この間、私の路駐の横を○○急便のトラック通りましたよ。私の停め方、素晴らしい』と言うと
『ん?○○急便の運転手の技術が素晴らしい、というのかと思った。江○さん、ポジティブThinkingだなぁ』
と、大笑い。
介護者さん、手づくりのオレンジピール。