この仕事を始めたのが、1998年。厚木で活動し始めたのは、2000年。
もう20年以上がたちます。
紙を使って記録をしていたものも、現在はその多くをデジタル化し、クラウドを使って管理しています。
関わっているT病院の新厨房移転に伴い、
自分の事務所も少し整理しようと、紙カルテを整理しました。
カルテには、
H13年訪問、H17年、と古い訪問も多く、
名前をみると、あの人はこうだった、こんな家族がいた、
こんなこだわりがあった、
病院では食べられなかったけど、在宅では食べられたな、とか、
私もいろいろなことを学ばせてもらったな、と
懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
いつでも「患者・利用者視点で考える」というポリシーをもっていますが、
在宅介護はなかなかうまくいかないことも多く、
本当にいろいろな介護環境、介護者のかたちがあるのだと、教えてもらいました。
この仕事をやっていくには、知識も、スキルも必要、と思いますが、
こういったさまざまな出会いも私の財産です。