厚木保健福祉事務所主催の食生活支援担当者研修会。
鶴巻温泉病院の高﨑美幸さんを講師に迎え、
講義と事例検討のグループワークをしました。
「これからの高齢者の栄養ケアを考える~2025年問題を踏まえて」
をテーマにした講義の中では、地域包括ケアシステムに関する話題も盛り込まれ、
事例検討では退院に向けての課題の抽出や目標設定などについて話し合いました。
グループワークでは、司会、書記、発表者など決めていきますが、
じゃんけんなどすることなく、スムーズに立候補で決まり、なんて素敵!!
そして今日の研修会の目的がもう一つ。。。
保健福祉事務所主催の研修だと、
病院・施設・障害・在宅・行政とすべての分野の栄養士が集まることができます。
そこで、研修終了後に少しお時間をいただき、
厚愛地区や厚木市の地域包括ケアシステム構築に関する動きなどについて
簡単に説明させていただきました。
といっても、あまり硬い話ではなく、
地域で自分たちの立ち位置を確認しようということと、
病院栄養士同士、施設栄養士同士だけではなく、
病院・施設の横のつながりを深くしよう、いわゆる同職種連携を強化しようというお話です。
どうしても地域の動きには、まだ病院や施設の栄養士の参加は少ないのですが、
栄養士同士がもう少し密になっていれば、
いざというときにフットワーク動けるのではないかと思っています。
保健福祉事務所の栄養士からも災害支援も含め、
同職種の横のつながりを強化していきましょう、と援護射撃もありました。
終了後は「つながりたかったんです!」と声をかけてきてくれた栄養士さんたちもいて、うれしかったです。
特養、老健などそれぞれをまとめてくれる管理栄養士もすっと決まり、
みんな積極的、前向きでいいぞ~!って感じです。
そして、実は毎年11月には病院栄養士だけの懇親会があったようですが、
今年はそこに施設、在宅、行政も乱入予定。
厚愛地区の栄養士連携の再構築、始まりました!