23日から26日までバドミントンコーチングセミナーで幕張に来ています。
子どもたち2人は選手として、私は指導者として4日間学びます。
講師は浜松でとてもお世話になった元YAMAHAの監督の飯野さん。
世界大会経験者だけあって、いろいろな技術指導やトレーニング方法など、理論的にも学べています。
最初の2日間は、さまざまなショットの技術とともに
発達に合わせたトレーニング方法などについて学び、
3日目の今日は、バドミントンに特化した練習メニューの組み立て方について学びました。
ある指導者から、「試合でなかなか攻めきれない、どうしたら攻められるだろうか」
という質問が出ました。
講師からは、「指導者はなぜ攻めきれないのかきちんと分析できているだろうか、
その分析がないと、どんな練習をすればいいかはわかるはずはない!」
と厳しいお言葉。
そうなんです。
質問した指導者は安易に、具体的な練習方法を知りたかったようですが、
そうではなくて、その方法はいろいろあっても、
実際にどんな課題があるのかをしっかり分析できていないと、
その練習方法は不適切かもしれない、ということなのです。
指導者がその課題がみえてないって結構致命的って気がしますが・・・。
これって、私たちの仕事にも当てはまります。
これこれこんな患者さんがいます。
どんな訓練をしたらいいでしょうか?
どんな食事がよいのでしょうか?
どうしても「答え」を聞きたがりますが、大事なのはアセスメント。
アセスメントがあって初めてプランニングすることができます。
あー、同じだ。
そう思いながら、講師のお話を伺っていました。
そして、プランニングには、多くの引き出しを持っていたほうが有利。
今回のテーマはバドミントンですが、
その分析方法とともに、引き出しを増やすべく、さまざまなショットや練習方法を学んでいるのです。