今日は、神奈川県栄養士会学術研究会に行ってきました。
テーマは、
「医療・介護・地域ー切れ目のない支援
~乳幼児から高齢者まで、口から食べるを支える~」
でした。
私は、「つなげよう!口から食べる支援~いま私たちが地域でできること~」
というテーマで、お話させていただきました。
もう一人の講師は、
神奈川県介護支援専門員協会理事長の阿部充宏さん。
実は、阿部さんには、中央法規出版の
「チームで実践!高齢者の栄養ケア・マネジメント」の執筆で
ご協力いただいた仲。
阿部さんは、「地域包括ケアにおける医療と介護の連携」
というテーマでご講演してくださいました。
ご講演の中で、
「いまは昔とは異なり、情報を得ることは簡単な時代。
その情報をキャッチしたら、それをどのように読み込み、行動に移すか、
ここが重要だ」と話されていました。
まさに、そうですね。
私たちは、得られた情報をどのように展開しているでしょうか。
さらにいうと、こういった研修会は、どんな目的で誰のために参加しているのでしょうか。
自分のスキルアップのため・・・。
確かにそうなのですが、その先には患者さんや利用者さんがいるはずです。
しっかりとその目標がみえていれば、きっと迷うことはないはずですが・・・。
アセスメントとは・・・
「その人を理解すること」
そう話していた阿部さん。
「疾病などの基本情報やADL、IADL、ICFなどは、
単なるツールに過ぎない」と。
他にも当たり前のようで、ドキッとするような話はたくさん盛り込まれており、
しっかりと目の前の対象者と向き合って、私らしい支援をしていきたいと感じました。