今日も退院前の合同カンファレンスに行ってきました。
脳卒中後で、胃瘻管理。
経口からはゼリー、ムースタイプの食事を
1日2食食べていらっしゃる方です。
病院のマンパワーにより、経口摂取は2食になっており、
ご本人の機能的には、3食経口摂取も可能ではあるとのこと。
退院後の経口摂取の継続は、介護力にかかってきます。
病院では、粥ゼリーやムース、高栄養プリンなどを組み合わされていたとのことで、
具体的な食事とその形態、量を確認しながら、
実際に介護されるご家族と、何をどのくらい準備できるか、相談しました。
退院時の栄養相談はこれからとのことで、
退院指導についても、担当栄養士と相談することになりました。
一般的に退院時の栄養指導というと、
どうしても、病院ではこのようなお食事を食べられていましたよ、
と調理法などを紹介することも多いかと思いますが、
在宅で、すべてを手作りするには、なかなか難しいようであれば、
交互嚥下用のお茶ゼリーや高栄養プリンは市販もののを紹介し、
粥ゼリーや副食ゼリーについて絞って、
ご指導いただいたほうがきちんと情報が入るのではないかと思いました。
在宅でも管理栄養士が継続的に介入できるということがわかっているので、
もし余裕があれば、経済的なことも考え、
手作りメニューを増やしていけばよいのではないかと思うのです。
そんなことができるのも、やはり合同カンファレンスで、
直接情報交換できるからこそ。
退院前に、栄養剤も食品タイプから薬品タイプに変更してくださることや、
夜間の吸引のタイミングも、どのくらいまで伸ばせるかなど、
病棟でも対応してくださるとのことでした。
退院にむけ、私たち在宅側も情報を整理し、
しっかりと受け止めてあげることができるよう、
準備していきたいと思います。