やわらか食事の試作

昨日は、Mさんが事務所でやわらか肉料理とパン料理の試作をしてくれました。
というのも、訪問栄養士ネットワークのMLで、
お肉やパンの介護食の応用について、たまたま話題になったからです。
市販食品を使ったり、特別な酵素を使うのもよいですが、
そうではなく、普段ある食材を使い、
できるだけ簡単な調理の工夫でできないかなというのがコンセプトです。

以下、MさんのMLでの報告です。

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少し前の話題になりますが、ハンバーグ、らくらく食パンの件、
本日事務所で試作をしておりました。
ふ～ん、と思いながら読んでいただけたらと思います。

(1) ハンバーグ
合びき肉と同量の玉ねぎ、パン粉、卵、酒、おろし生姜、
塩（塩麹を使ってみました）、コショウをミキサーにかけ、
ハンバーグ状に整形し、パッククッキング（家庭版真空調理法）しました。
食感は軟らかい、でも後に残るざらつき感・・・
鶏肉ではこのざらつきはないのに、豚肉？牛肉？
う～～～ん・・・疑問が残る結果となりました。

(2) らくらく食パンの代用品　その①
キムラヤの蒸しパン（黄色くて四角い焼印が押してあるやつです）
6個入りの小さいタイプを使いました。
大さじ2杯の牛乳を加え浸します。
まんべんなく浸るように途中でひっくり返しました。
しばらく置き、中まで牛乳が浸み込んだ頃に電子レンジで30秒加熱します。
温かい時のふわふわも良いですが、冷めてからのしっとりもおいしいです。
上手にできたパンプリンといった感じでしょうか。

(3) らくらく食パンの代用品　その②
ヤマザキの「ふんわり食パン」を卵液（牛乳、卵、砂糖）に浸し電子レンジで加熱。
軟らかいんだけど「ダブルソフト」に比べると目が詰まっているので
もっちり感が出てしまいました。
ダブルソフトのフレンチトーストの方がお勧めできるかもしれません。

(4) 鶏の唐揚げ
話題の塩麹を使ってみました。
解凍した鶏もも肉は丁寧に洗い、しっかり水分を拭き取ります。
酒、おろし生姜、塩麹（粉末タイプ）をよくもみ込み、2-3時間おきます。
片栗粉と同量の小麦粉の衣を付け、揚げます。
普通においしかったです（笑）。
塩麹を使っていない唐揚げと比べないといけなかったですね。


試作＆試食をする時によく江頭さんに「対象者だよね～」と言われます。
試食しながら、これならあの人に食べてもらえるかな？これは厳しいか・・・
と、対象者を思い浮かべています。

PEACHでは、試作をするとメンバーがそれぞれ感想、評価をくれます。