新たなご縁で、
この4月より月に1回茨城県のある法人施設にお邪魔することになりました。
今日はその初日。
特養、老健、障害者施設、療育園など、
7つの施設を一気に回り、厨房の流れや給食提供の仕組みなどについて確認しました。
ある厨房は新調理システム導入の施設では導入したものの課題は山積。
栄養ケア・マネジメントについては、
これでいいのかと一人で悩みつつ、試行錯誤の毎日のようです。
いくつかの施設がそばにあるから、
ひとり栄養士というほど孤立した感はありませんが、
その環境が有効活用できているともいえないような感じも・・・。
ひとりひとりの栄養士としっかりと向き合い、
それぞれが考えている栄養ケアのあり方や、その施設のニーズや
今一番やらなければならない課題について、話し合いました。
「外部の人間が関わることで、自分の引き出しを増やすこと」
そんなことを目標に頑張ってみましょうか、と話し、
そのためには、それぞれの管理栄養士が
いいところも悪いところもすべて見せてくださいね、
とにっこり、お伝えしました。
情報を出すとき、
ひとはその時点で自分でその情報をコントロールしていることが多いもの。
これは必要かも・・・。
これは大したことないかな・・・。
いろいろ思うことはあるかもしれないけれど、
その判断は一度私に預けてみませんか?
大したことはない、と思っていても、
意外に重要な情報だったりすることもあるんですよ。
そんなことをお話しながら、みんなからいかに情報を引き出すかは、
自分自身にかかっている、と私自身に言い聞かせています。