2日目の8月4日。
朝一番で、気仙沼市立病院栄養科へ。
ゼラチンのお茶ゼリーでは、品質管理が難しいということで、
市販ゲル化剤で作ったお茶ゼリーの確認と、
新たに基準化されたゼリー食の確認をしてきました。
STさんも同席してくださり、
嚥下食としてのゼリー食の位置の確認と、
今後の対象者の選定、介入方法なども確認し合いました。
その後、在宅支援者3名の訪問。
胃瘻の方2名、ALS経口摂取1名でした。
胃瘻の1人は、脳幹部梗塞のかなり重度でしたが、
定期的に介入すれば何とかなりそうなのに、
現段階では人的支援も難しく、
STの山岸さんと2人、かなり後ろ髪ひかれて帰ってきました。
また、もう一人の胃瘻の方は、全く問題なく経口摂取に移行でき、
その場で、紙パックのピーチジュースをストローで飲んでもらうなど、
胃瘻抜去も1ヶ月足らずで出来そうな方にも出会いました。
(ただ、この方は嚥下食作りという面での介護力が課題です)
夜は、特養キングスタウンの職員とデイ職員、南三陸訪問NSの皆さんとの研修会。
実際の利用者さんを前に、食事介助を行いながら、
その観察方法やポイント、食事形態、むせたときの対応など
幅広くお伝えしました。