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2011年 01月 22日
神奈川県保健福祉局の主催で、毎年行われている研修会。
今日は栄養改善事業をテーマにした研修会で、 運動機能向上、口腔機能向上などのテーマでの研修会も別の日に企画されています。 「地域高齢者の「食べること」を支援するために」 ~地域の高齢者に栄養・食事の問題は本当にないのか~というテーマで、 県立保健福祉大学の杉山先生からは 地域高齢者の栄養や食事の課題について、 茅ヶ崎のふれあいの森の田中和美さんからは、 通所サービスでの栄養ケアの取り組みを 私は訪問栄養指導の実践内容についてご紹介しました。 各30分ほどの講義後は、参加者がグループになり、ディスカッションです。 予想以上の参加者でグループも16とかなり収拾がつかないのではないかと思いましたが、 予想に反して、各グループでのディスカッションは盛り上がりました。 ディスカッションの内容は、 ①高齢者や家族の願い、不安は? ②人材やネットワークの現状はどうなっているか? ③高齢者や家族のためにどうなったらいいのと思うか? ④まず、何から始められるか。 最後の発表では、 ・低栄養を自覚していない人へのアプローチをどうしたらいいか、 ・栄養ケアサポートを継続的に行うシステムがない ・通所でスクリーニングしても、サービスにつなげられない などという課題とともに、 ・民生委員やボランティアなどをうまく活用しよう ・平塚市には福祉村という仕組みがある などという意見も出されました。 (ちなみに福祉村という仕組みでは、 ボランティアが100円で薬を取り入ってくれたり、 ごみ出しをしてくれたり、草むしりをしてくれたりと、 さまざまなサービスが行われているようです。) これらの発表を聞き、私は3つのコメントを出しました。 1つ目は、各地域での資源の在り方を確認するということ。 神奈川県内とはいっても、 横浜市内と山北町ではできるサービスや人材、仕組みは異なります。 他地域の取り組みなどを参考に、 自分の地域にどんな資源があるのか確認することは大切であり、 かつ地域に戻ってからすぐにでもできることです。 さらに、行政の参加者に対しては、 他地域の取り組みを参考に、新たな仕組みを作ることも考えてみてもよいかもしれません。 2つ目は、専門性についてです。 「予防」ほど難しいものはない、と思います。 人は、具合が悪くなって、初めて自分の身体に関心をもつことも少なくありませんから。 だったら、どうするか。 私は幸い、重度者への介入も行っています。 重度者を見ていると、どのタイミングで介入すれば重度化しなかったかもしれないか、 ということを振り返ることができます。 こういった考えは、予防対象者の予後予測につながることになり、 この予後予測をしたうえで関わると、 きっと声掛けする言葉やタイミングが変わってくるのではないかと思います。 3つ目は、食の関心についてです。 参加者は、対象者は栄養や食に対する関心が低い、と話されていました。 そうでしょうか。 そうであれば、こんなにメディアは食や栄養の情報を流すでしょうか。 私は逆に一般の方の食の関心は高くなっていると思います。 であれば、どうすればその関心をうまく引出し、 自分自身の身体のことととらえることができるか、ではないかと思います。 「栄養」という言葉と「食」という言葉の捉えられる印象が異なるように、 「食を楽しむ」ことをキーワードに、予防事業が進んでいくことを望みます。
by peach-atsugi
| 2011-01-22 06:19
| 研修会
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