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2010年 12月 21日
病院や施設と在宅では、使用している経腸栄養剤が異なることが多い。
病院や施設は食品扱いのもの、在宅では薬品扱いのもの。 種類は圧倒的に食品扱いものが多く、毎年多くの新製品が出されています。 入院中の慢性腎不全の患者さんの栄養剤の組み合わせで、 腎用栄養剤とある補助飲料との組み合わせの処方がされていました。 確認してみると、自施設で扱っている栄養剤が限られているので、 この組み合わせになったとのこと。 確かに、病院や施設では食品扱いの栄養剤を扱っているといっても、 実際に集まっている商品は数種類にとどまることが多いようです。 液体栄養剤、濃縮タイプ液体栄養剤、半固形栄養剤、腎などの病態対応栄養剤。 それぞれの栄養剤にはさらにたくさんの商品があります。 多くの栄養剤を抱えることができれば、患者さんによって選択肢は増えますが、 病院では在庫を抱えることになります。 実際に多くの商品の栄養剤を抱えても、 管理栄養士がその中身を理解し、調整できなくては意味がありません。 一方で、在宅では薬価の栄養剤が中心に処方され、 ここも使用している栄養剤は限定されていることが多い。 最近になって、少しずつ食品扱いの栄養剤を利用している人も増えていますが、 主治医の考え方や経済的背景などから薬価タイプに変更されるケースも少なくありません。 それでも、病態用の栄養剤が必要な事例では、 薬価の栄養剤では対応できず、食品タイプの栄養剤を選択することになります。 この場合は、在宅食介護用品通販などを利用して、 個人に対応した経腸栄養剤を処方することもできます。 どちらにもメリットとデメリットがあるということでは、 条件は同じなのかなとも思います。 (デメリットを補うべく、様々な工夫ができますものね) 要は、誰かがその病態を理解・評価し、 適切に処方、調整できるかということです。 10数年前、NSTがこれほど盛んになる前に、 ある管理栄養士のセミナーで 栄養剤を組み合わせて、栄養処方を設計することを実践していました。 『価格だけに惑わされず、栄養剤の中身を知ろう!』 当時からそう言っていましたね。
by peach-atsugi
| 2010-12-21 07:11
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