第78回厚木栄養サポート研究会は、
「これだけは知っておきたい!輸液のいろは」です。
神奈川県立保健福祉大学の谷口英喜先生をお招きし、研修会を開催しました。
「輸液」というと、どうしても苦手意識の高い分野。
谷口先生は、10月末に神奈川県栄養士会の病院協議会で研修を行ったばかりでしたが、
それでも、そこに参加した栄養士が繰り返し参加し、
何度も講義を聴きたくなるようなそんな講義をしてくださいます。
まずは、水・電解質管理について、基本的なお話をいただきました。
身体の構成成分割合から、輸液の中の単位など、時々計算などの演習を含めて
期待通りのわかりやすい講義でした。
プレゼンテーションには、「余談だけど・・」と
輸液の名前の由来や歴史について数枚のスライドが準備され、
こういう「余談話」が実はおもしろく、なぜか理解につながりやすいんだよね、と
妙に納得です。
終了後は、年に1回の懇親会です。
毎年常連のメンバーに加え、その年その年でキャラクターが変わります。
毎年この日のメンバーを見ることで、私もその年を振り返られる気がします。
今年は、よく研修会に来ていた人、今まで以上によく話をした人に加え、
今回初めて参加し、懇親会まで参加してくださった人など、
新たな出会いもありました。
来年に向けて、立ち止まっている時間はなさそうです。