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2010年 12月 10日
神奈川県立保健福祉大学実践教育センターが主催している上記セミナー。
最終日は、事例発表の日です。 わずか数回の研修ですが、連日の講義などで得た知識をまとめ、 自分たちで選んだ事例をまとめていきます。 仮説をたてたり、退院後のフォローを考えたりと様々な事例がありました。 この研修会は、毎年企画されているもので、かなり人気のセミナーです。 人気のひとつはこの事例発表であり、参加者と多職種からなる講師陣からのコメントで 一つ一つの事例を議論し、 事例を通して再度得た知識がが整理されるからだと思っています。 人気のためか、今年は定員をはるかに超え、70名での研修となり、 事例検討会のグループ分けも8グループから10グループと なかなかタイトなスケジュールとなりました。 そんなことも理由にあるのかわかりませんが 今年は多くの事例で嚥下障害に関してのアセスメントが不十分であるにも関わらず、 いろいろなアプローチ方法を組み合わせてプランを立ててしまっていたところが 多かったように思います。 咽頭のアイスマッサージ、K-ポイント法、シャキア法・・・ どんな評価をして、どんな効果を期待して、そのプランになったのか、 ここが不明確で、なんとなく教科書的に作ったような事例発表は 少し消化不良のものでした。 急性期から施設、在宅まで様々な発表を聞いて、 最後に私がコメントしたことは、 入院や患者さんの経過の中で、 「誤嚥」なのか、「窒息」なのか、「誤嚥性窒息」なのかを しっかりアセスメントするということ、 VFやVEは結果だけではなくその検査経過を把握すること、 患者さん自身を診て、嚥下の5期に沿って具体的に評価すること 嚥下リハも大事だが、栄養ケアと嚥下リハの優先順位を考えること 食べたい思いを支援することは大事だが、客観的な評価も大事であること と、なんども評価が大事だと繰り返しました。 正直、今年の事例発表をそのまま実行すると、 きっと誤嚥性肺炎になってしまうのではないか、 そう思ってしまうような事例が少なくなかったからです。 辛口のコメントも、 まずは講義等で知識を得たことは十分評価し、 摂食・嚥下障害介入へのスタートラインに立ったということ。 患者さんや利用者さんを通して、基本知識をどのように臨床場面で落とし込むかは 一人一人の意識にかかっています。
by peach-atsugi
| 2010-12-10 18:29
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