新潟の日本摂食・嚥下リハ学会では、
神奈川県での地域連携に関する取り組みが数題ありました。
続けて発表されていたこともあり、なかなか注目を集めていたように思います。
神奈川県には摂食・嚥下に関して、全国でも活躍されているひとが多くいらっしゃいます。
周囲からは、よくうらやましいと言われますが、
実際に一流の人が集まったとしても、必ずしもうまく全員が機能するとは限りません。
やはりそこにはそれらをまとめ束ねる「あるひと」の存在が大きいはずです。
神奈川県にはそのkeyになる先生が数名いる、これが大きな強みです。
特に横浜市大リハビリテーション科の若林秀隆先生は、
栄養管理にも関心高く、「リハ栄養」なるものを普及、実践されている先生です。
いつも相手に合わせてわかりやすくお話してくださいます。
専門職にも、素人にも、もう一度話を聞きたい!
そう思わせる先生ではないでしょうか。
しかし、一見穏やかで、実はなかなか厳しく、手ごわい。
他人にも自分にも厳しい人であると感じるときがあります。
いろんな側面をおもちだからこそ、
いい意味で、緊張感のある関係を保つことができるのだと思います。
あるMLでは、先生のことを「歯科界から考えると神様みたいなひと」だといっていました。
先生がいたからこそ、神奈川県がひとつにまとまったのだと思います。