ある委託会社関連のセミナーと工場見学に行ってきました。
先日も神奈川NST-MLで、委託給食会社の選択に際する契約内容等について
少し議論されていましたが、
委託会社との契約では、細かい部分を明確にしておかないと、
実際の運用では、なかなか難しい課題が多く出てきます。
今回は、ある特養に入っている委託給食会社の関連で、
まず相手を知ろう、ということで、私も参加させていただくことになりました。
ところが内容は、
代表取締役によるこれからの給食経営と企業戦略に始まります。
熱く語っているようでしたが、
なんだか持ち時間を気にしながら、かつ言いたいことが多くありすぎて(?!)
いまいちその思いが伝わってきません。
なぜか、普段は結構周囲の社員が振り回されて大変なんだろうな、
と思ってしまいました。
その後は、新調理システムの話を某厨房機器メーカーの方が行ったり、
ある特養の事務部長さんが、
自施設の食事サービスの取り組みについてご紹介してくださいました。
またこの会社の栄養顧問(?!)であろう先生から、
栄養管理のあり方について給食マネジメントの視点でご講義もいただきましたが、
一昔前の栄養管理の話をしているようで、
はっきり言って私にとっては久々に苦痛のセミナーでした。
セミナーの対象者は誰をイメージしているんだろうか。
(施設長や事務方などの参加もあったのかもしれません・・・)
この会社は参加者に何を伝えたいんだろうか。
今後、どんなことをしたいと考えているんだろうか。
私には、どうもそろばん勘定しかみえず、そのビジョンがみえなかったのです。