今日、素敵な笑顔を見ました。
利用者さんと嚥下体操をするその笑顔は、
利用者さんの多くの表情を引き出すことが出来ます。
嚥下障害者は、口腔周囲筋群の筋力低下や麻痺などがみられ、
表情に乏しい、発語が少ない、というひとが少なくありません。
『口は、「食べる、話す、呼吸する」と3つの役割がありますね。』
とセミナーなどでお伝えすることがありますが、
その3つをいかに自然に、また利用者さんのもっている最大限を引き出せるかは、
やはり関わり方が重要だと思います。
関係者同士話をするときとは全く違う、
太陽のような笑顔は、
ストレートに利用者さんの心にも届いたようです。
大人も子どもも、相手に笑ってほしかったら、
自分が笑っていること、これが大切です。