在宅で仕事をしていると、お盆・正月・週末、休日関係なく電話が鳴る場合もあります。
「熱発した」、「胃瘻が詰まった・・」、「うまく飲み込んでくれない」
携帯電話は常に持ち、その都度対応します。
医療・介護職からしてみれば、小さなことも、介護者や本人にとっては大きなこと。
小さなトラブルも、興奮してしまうと、パニックしてしまうこともしばしばあります。
そんなとき、落ち着いて今の現状を確認します。
興奮していることもありますが、ゆっくりと声かけをしながら
一つ一つ情報を確認します。
栄養・食に関するSOSでも、食事の状況だけで聞いているのでは適切な回答が出来ません。
お熱は?吐き気は?ゲボゲボと逆流する感じはありますか?
「全然、食べ物が通らないんです!」
「食べてもすぐ吐いちゃうし・・・」
「吐いちゃう?」
話を聞いていると、どうもこれはムセている状態らしい・・
介護者は素人だからこそ、素人なりの表現をします。
そんな会話を繰り返しながら、それを専門用語に置き換えて、
できるだけ適切に対応できるように判断していきます。