週末の土曜日は、第7回神奈川PDNセミナーがありました。
以前もご紹介しましたが、
神奈川県はPDNセミナーや摂食・嚥下リハビリテーション研究会などを中心に、
県内を8地区に分け、年に数回のセミナーを開催しており、
県内どこかで毎月何らかのセミナーが開催されているという状態です。
土曜日のセミナーはその中の全県大会で、年に2回開催されます。
今回は、前半に嚥下の評価と口腔管理、姿勢などの講義があり、
後半は、投薬に関する基礎知識と胃瘻に関する特別な投薬方法について、
また胃瘻の基礎知識と合併症などを紹介し、消化・吸収の基本に戻り、
胃瘻について考えさせられる講義となりました。
病態栄養学会と重なり、栄養士さんの参加が少ないようにも思えましたが、
100名以上の参加者は熱心に講義を聞かれていました。
この数年で明らかなのは、病院ではなく施設のスタッフの参加が増えているということ。
それだけ、胃瘻がメジャーになり、施設での受け入れが増えているということなのだと思います。
胃瘻の適応について知り、嚥下機能がきちんと評価でき、
投与方法、栄養剤、投薬方法、トラブルの対処法を知る。
医療機関ではない、施設でもさまざまな知識と技術が求められているということなのです。