年に1度の研究会。
今年も東海の本部から理学療法士の太田清人先生をお呼びし、
丸2日間の研修会を開催しました。
私が聴診器をもって、呼吸と嚥下のことを考えられるようになったのは
すべて太田先生のおかげです。
『もっと理学療法士が嚥下や呼吸をやろう!』
そう言い続けていらっしゃいますが、理学療法士以外のコメディカルにも
多くの技術を伝えてくださいます。
女性はビキニを着て、男性は上半身を出し、鎖骨やろっ骨の場所を確認しながら、
直接身体に水性ペンで肺を描きます。
気管支分岐部、上葉、中葉、下葉など
聴診するためには場所をしっかりと押さえておくことが大事なのです。
神奈川での開催も、8年。
最初は必死に勉強していた私もスタッフの一人として、
参加者に少しはお伝えできるようになったかなと思います。
この研修会は、新しい知識や技術の習得とともに、
自分の技術の確認できるよい場となっています。
呼吸や筋肉の知識が豊富な理学療法士とは異なり、
言語聴覚士や栄養士は素人そのもの。
自分が学んだときは、どんなことがわからなかったか、
どのように伝えれば理解しやすいか等、考えながらのサポートでした。
そして、また来年。
継続は力なり・・です。