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2009年 06月 10日
保育園での月1回の食育指導の日です。
給食の時間に、栄養士と各クラスを回ります。 今日は、0歳児と2歳児クラス。 0歳児は、6か月から1歳1カ月までのお子さんがいます。 離乳食を開始したばかりの子もいれば、いわゆる幼児食への手前の いわゆる完了期の食事に移行したばかりのお子さんもいます。 離乳食導入したばかりのお子さんは、 まだスプーンをペチャペチャと音をたてて、食べています。 舌を前後に動かし、せっかく口に入った離乳食も出してきてしまいます。 保育士は「出してきちゃうんですよね~」と 話してきましたが、 「ほんとの食べ始めですからベーっと出してきていいんですよ。 今はそんな時期ですね。 まずは、ぺちゃペチャと取り込むことから、口を閉じて一口ずつ取り込む、 そこを学習する段階ですね」 と伝えました。 不安に思っていたことも、正常な発達過程なのだと思えば、 また関わり方が変わりますよね。 一方で、完了期のお子さんは、 ほとんど手を出さず、食べさせてもらっています。 エプロンもあまり汚さず、食べている様子をみて、とても違和感を感じました。 「スプーンやフォークはもちますか?」 「目の前に食べ物があれば、手が出ますか?」 「そうですねぇ・・・」 家庭ではよくありがちな光景です。 おかあさんは、食べ散らかされたくないから、 どうしても食べさせてしまう。 料理も、手元ではなく少し離れた所に置く。 食具はぽいっと投げたりしてしまうから、持たせない。 そうではないんですよね。 8ヶ月くらいから食具は持たせます。 しっかりと手に持っている感覚を覚えていきます。 もちろんこのときはまだ手も出さず、食べさせてもらうばかりですが、 発達の過程で、だんだん手が出てくるのです。 手づかみ食べは、大事な発達過程です。 1歳前後は、少し散らかすことも頭に入れて、 自分で食べようとするその気持ちを引き出し、受け入れてあげたいものです。 『自分で食べ出したら、落ち着きがない、遊んでしまう・・』 また新たな課題も出てくるでしょうが、それはそれでまた別の対応があるのですよ。 さて、我が家の柚風さん、1歳5か月を過ぎました。 フォークで口元まで運ぶ動作は上手でしたが、 最近、「茶碗を左手で添え、スプーンですくって食べる」 これができるようになってきました。 ごはんがくっつきにくいお茶碗なので、ご飯粒も数粒を残してなくなります。 声かけにより、お皿のおかずにも、手ではなく食具を使って食べるようになってきました。 (とはいえ、まだ「エプロンがご飯粒食べていますよ~」なんてことはしょっちゅうですがね・・)
by peach-atsugi
| 2009-06-10 06:24
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