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2010年 12月 23日
14日にNHK教育テレビの「きょうの健康」で
嚥下食について取り上げていただきました。 冒頭では、べたべたにとろみがついたお茶が出てきて、 「これは本当は嚥下食としては不適切なんです!」と始まった。 今までに、嚥下障害者にはとろみをつけましょう、という情報が出ることはあっても、 そのとろみの濃度にまで言及したものは、メディアとしては初めてではないかと思います。 とろみの使い方には、メリットだけではなくデメリットもあるということを 消費者はどれだけ知っているのでしょうか。 この番組をみていた利用者のTさんは、慌ててメールを送ってきました。 「僕のお茶はテレビよりももう少しとろみが強い気がしますが、大丈夫ですか?」 テレビで適切である、と表現されたとろみが0.5%とかなり薄かったこともあり、 Tさんはビックリされたようです。 「大丈夫ですよ、とろみには幅がありますから・・」とお答えし、ひと安心。 つい先日、あるメーカーから新たな増粘剤が発売になりました。 かなり低コストで、今までとは少し異なるもの。 コストは安いが、従来のようにべたべたとろみを作ろうとすると、 かなり使用量が増え、結局のところは低コストにはならないかも? といろいろ頭がよぎります。 第一世代(でんぷん系)、第二世代(グアーガム系)、 第三世代(キサンタンガム系)と進化した中で、 この増粘剤は第三世代をさらに細分化したタイプになるように思います。 これまでは、少量で早くとろみがつきやすく、 一見便利にみえたかもしれませんが、 実は少し添加量が増えるとすぐにとろみがつきすぎてしまうなど 課題もありました。 こういう課題を解決したのは、使用マニュアルや計量です。 しかし、そのようなマニュアルのない病院や施設が未だ多く、 使用の異なる増粘剤の発売は、さらなる混乱を生みそうです。 おそらく、来年は数社から新たな増粘剤が販売されます。 自施設の使用濃度は何%か把握していますか?と研修会でお伝えしていますが、 かなり商品によって、差が出てしまうことになります。 少し頭を切り替えて、使い勝手を考える必要がありそうです。
by peach-atsugi
| 2010-12-23 11:16
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