東京都の事業の一環で、
在宅療養者への摂食・嚥下障害に関するマニュアルづくりに参加することになりました。
今日は、その第1回目の会議です。
委員には、菊谷武先生や戸原玄先生、石田瞭先生、武原格先生、新田國夫先生など
著名な先生方がいらっしゃいます。
東京都では、平成20年より新田先生がいらっしゃる北多摩地区でのモデル事業を行い、
地域で摂食・嚥下のアプローチを推進している過程で、
今回の事業につながったようです。
マニュアルでは、行政を中心に、それぞれの地区の医師会や歯科医師会が機能するような
仕組みづくりを中心としたものを目的としており、
一地域だけではなく、東京都全体でその仕組みを作り上げていくことを目標にしています。
私は、すでに地域で実践している立場として、
その仕組みや実践内容をご紹介することになりました。
今回、この会議に参加し、東京都を始め、
東京都医師会や東京都歯科医師会の理事の先生方が
熱い思いを持っていらっしゃるということを感じました。
全国レベルで動かなけれならないことはありますが、
こういう地域単位での取り組みは、
実践的であり、顔が見えるネットワークを作りあげながら、
フットワーク動くことができます。
実はよりスムーズであり、
患者さんたちの大きな利益につながっているのだと思います。