横浜市旭区、緑区で活動されている
「在宅医ネットよこはま研究会」で
「食べられる口を維持するために(2)」をテーマに、
事例紹介、特別講演を行いました。
在宅医ネット、といっても、ここ数年の参加者はコメディカルも多いとのこと。
主催されている先生のひとりは、
「医者だけじゃ、限界がある。いろんな職種が集まって情報を共有しなければ・・」
とおっしゃっていました。
全国や県単位ではなく、こういう小さい単位(地域)での研究会やセミナーは
即明日からのネットワークにつながります。
厚木近隣で6年以上継続している厚木栄養サポート研究会についても
継続していくことの必要性と重要性について改めて感じていました。
事例は、この会の世話人である先生と共有している患者さんの報告。
胃瘻になってから5年もたって、
しかも在宅でのアプローチで口から食べられるようになったケースです。
1事例に対し、医師の立場からと管理栄養士の立場から発表したことは、
まさに協働内容の発表となりました。
特別講演では、
「在宅に携わる医療・介護関係者に伝えておきたい、摂食・嚥下のはなし」
と題して、その評価やアプローチ方法についてお伝えしました。
特に強調してお話ししたのは、やはり評価方法。
専門的検査ではなく、普段の生活の中に
たくさんのヒントがある、
そんな視点をもっていただければと思い、お話しさせていただきました。