第68回目の厚木栄養サポート研究会は、
介護老人福祉施設での栄養ケアマネジメントの取り組み。
2施設の栄養ケアマネジメントの取り組みについて、紹介していただきました。
委託、直営、という給食業務の違いだけでなく、
病院とは異なり、管理栄養士の知識や力量が適面に見えるのが施設での栄養ケア。
医師よりも、管理栄養士を中心にコメディカルの動きが目立つからです。
質問では、制度上の問題やきざみ食廃止プロジェクト、他職種との連携についてみられました。
参加者は特養、老健、障害者施設と施設系の栄養士さんが多くいらっしゃいます。
質問の中で、入所前の情報をどれだけ得られるかという話題になりました。
入所前にもらえる情報は限りがあります。
しかし、身体情報や検査データなどの情報だけでどれだけその人自身をイメージできるか、
これが大事ではないかとお伝えました。
施設の管理栄養士を中心に多くの参加者がいる中で、
「地域連携」をキーワードに研修会を始めているにも関わらず、
前回とは異なり、病院の栄養士の参加が極端に減っていたということはとても残念でした。