国会の会期中、今日は急きょ参議院会館に伺うことになりました。
厚労省などの霞が関に伺うことはあっても、
国会議事堂に立ち寄るのは、小学校の修学旅行以来。
道路ではあちこちで、厳重な警備がなされ、新しい議員会館も建てられています。
民主党が与党、鳩山政権に変わり、政治主導といわれる中、
私たちが大きく関わる医療や福祉の制度改正も進んでいますが、
最終的にはどこまで現場に即した形で出てくるでしょうか、
と少し疑問も生じています。
テレビでは、小沢幹事長への陳情の一本化など話題にもなりましたが、
直接政治家に現状を伝えることができる、ということは大きな機会です。
日本栄養士会も自民党ではなく、政府与党への支援に切り替えたとのこと。
他職種のさまざまな業界団体も自分たちの業務を確保し、
地位向上を目指して必死のようです。
医療・福祉、といっても多くの職種が関わっています。
「人が足りない、時間がない」と毎日業務に振り回されているだけではなく、
私たち栄養士ももう少し政治に関心を持ち、自分たちの地位を向上できるように
意識を高めていくことが必要だと改めて感じました。
以前、厚労省での仕事に関わらせていただいたときにも思いましたが、
現場で一生懸命やることが大事ですが、政策として取り上げていただくためには、
最終的には、やはり官僚や政治へのアプローチが大切なのだと改めて思いました。
単なる業界団体ではなく、現場の人間としてお会いし訴えることで
少し思いが伝わればよいなと思います。
奇しくも昨年10月に出された論文や今までまとめてきたことが
とても重要な意味をもつことになりました。
また、事業仕分けでもみられてましたが、
短時間でいかに効率よく話を進めることができるか、
どのような資料を提出するか等、よい勉強になりました。