横浜開港記念会館講堂で、研究大会がありました。
この会は、病院の栄養士ではなく、
介護保険施設の管理栄養士が中心となり企画・運営をしているということ、
一般演題が8題あり、
特養や老健の管理栄養士とと共に
委託給食会社の管理栄養士や調理師も発表者として名前が挙がっていたこともあり、
興味深く参加してきました。
栄養ケア、栄養管理については、ここ数年かなり関心が高くなっていますが、
栄養管理に関する発表にも関わらず、
研究発表となると管理栄養士ではなく他職種が発表していることがあり、
いつも残念に思います。
今日の発表では、地域交流会の取り組みや
老健での経口維持加算に関するリハスタッフとの連携、
委託給食会社からの給食提供に関する取り組みや
通所における栄養改善事業、NCMと看取りケアなど
さまざまな演題の発表がありました。
中には少々残念な発表もありましたが、
ほとんどが積極的に栄養ケアマネジメントに取り組まれ、
利用者中心のサービス展開を考えて展開されているようでした。
特に委託給食会社の方の発表では、
委託だからこその熱い思いがひしひしと伝わり、
施設や施設側の管理栄養士との信頼関係や連携の深さを感じさせるものでした。
それぞれがその立場で、利用者本位のサービスを考える。
いろいろな課題を抱えつつも、少し明るい気持ちで帰路につきました。