定期的にお邪魔している保育園の職員研修では、
4月からの各クラスの様子を振り返り、課題に対するアプローチや
今後の課題について発表してもらいます。
担任により考え方やアプローチ方法が異なり、
いろんな意味でお互いに勉強になります。
どの職種も、自ら考える力って大事ですね・・・。
それぞれ発表してもらいながら、私は所々でコメントを出し、
どのように関わっていったらよいか、考えるヒントやきっかけを作ります。
最後に、12月の保護者との懇談会に向け、
保護者から出てくる質問に対しどのように対応していくか、という話題になりました。
私は、
・ 質問を受け、どんな内容でも相手を否定せず、その質問を受け入れる。
そしてその質問に対し、すぐに答えを出そうとしない。
まずは現状把握(食べないといってもどんなものを食べないか等)と
保護者が課題に対してどのように考えているか、など把握してから考えてみる
・ 食事は24時間の生活の中のひとつの行動と考える。
食事には硬さや味などの問題だけではなく、 睡眠、運動、排泄、生活リズム
さらには保護者の生活パターンが影響する
・ 指導する、のではなく、「一緒に考える」という視点で話をしましょう、
そういう気持ちで関わればきっと言葉かけが変わるはずです。
そんな話をしました。
懇談会では、きっと食に対する質問や悩みは多いはず。
保育士は突然の質問にあせらず、しっかりとリサーチした上で個々にあった回答ができるといいなと思います。