長男9歳、二男7歳、長女1歳。
一番下の柚風は別ですが、うちの子供たちは小さい頃からよくお手伝いをします。
茶碗洗いや食器拭き、食器の片付け、洗濯物干し、取り込みなど。
食事時間は一番バタバタしますが、
箸を出したり取り皿を準備したり、お料理を分けてくれたりもしてくれます。
お手伝いをする環境で育てよう、そう思ってやってきたことですが、
実際にお手伝いをお願いしていると、
いつも「あれやって!」「これやって!」と
お願いの言葉ばかりになっているような気がします。
こうやってお手伝いをお願いしていると、
人間自分に甘くなり、私自身も手伝ってくれるのが当たり前!」
「なんで手伝ってくれないの?」なんていう勘違いもでてきてしまいます。
子供達には、普段の生活でできることを増やすだけでなく、
自分だけではなく人のために動く、ということも伝えたいのですが、
どうもお願いばかりが続くと、楽しいはずのお手伝いも
「めんどくさいなぁ」「なんでぼくが・・・」なんて気持にもなってしまいます。
こんな気持ちのままお手伝いしても、
「人のために動くということ」は
きっと伝わらないなぁと思うようになりました。
そこで、『お願いしていた食事の支度やお洗濯などの家事は、おかあさんの仕事』
この基本に戻ることにしました。
しばらくお手伝いのお願いをこちらからすることはやめるようにします。
何かをとってくる、今までは「お願い!」
でも今は「いいよ、おかあさんがとってくるから・・・」
子どもたちは、逆に自分から手伝いを買って出るようになりました。
そこには、私が伝えたいと思っている人を想う温かい気持ちがあるように思います。