今日は、地域包括支援センターからの依頼で、
厚木市内のある地域の高齢者のミニデイサービスで
栄養講座を開催しました。
テレビの影響もあってか、管理栄養士、栄養講座というと、どうしても硬く捉えられがちです。
最初は、参加された高齢者のみなさんやボランティアの皆さんも、
なんとなく表情が硬いようです。
そんな中、私たちはいつも参加型の栄養講座を考えます。
今回も、過栄養と低栄養をキーワードに、
バランスよい食事づくりをどのようにするか、
3つのグループに分け、
100枚程度の料理カードを使って、
参加者に献立を考えてもらいます。
参加者は女性が多く,
今日の晩御飯は何にしようかしら?
こんなに料理があると、迷っちゃうわね。
このまま出したいくらいだわ・・
などと会話がはずんでいました。
資料を配るため、こちらが話す質問の答えが載っていることもありますが、
それでもあえて問いかけ、皆さんに答えを出してもらいます。
最初は硬かった表情もすぐに緩み、積極的に声をだしていただくと、
講座にも活気が出てきますね。
私は、一般の人を対象にした栄養講座や集団指導は、
参加者と一緒に作り上げていくつもりで関わっています。
同じ地域包括支援センターの管轄で、
来月にはまた別の地域でお話しします。
やはり参加型にすることで、同じテーマでも参加者や会場の雰囲気で、
作品の仕上がりが違うものです。