今日は、ある会議の前に、こんなことをしました。
折り紙を使い、ある人の指示に従って、目をつぶったまま折っていきます。
指示が終わり、目をあけると、みんな様々な折り方になっていました。
さて、どうしてでしょうか。
ここで、主催者が伝えたかったのは、
何かを伝えたのに、うまく相手に伝わらないとき、
そのときは伝わらない相手を責めるのではなく、
自分の伝え方を振り返ってほしい、ということでした。
その後、もう一度2人1組になって指示を出し、折り紙を折りました。
すると、今度は半数くらいが指示通り折ることができました。
それでも指示通りできなかった組の中には、
折り方を詳細に伝えなければと思って細かく伝えすぎたことが余計に相手を混乱させた、
と話していました。
詳細に伝えればいいというものでもなさそうですね。
人に何かを話すときには、自分の頭の中で整理できていることが必要です。
話す要点を押さえ、情報を整理して伝えなければならないのです。
これは、日々の会話の中で十分トレーニングできることだと思います。
折り紙を使ってゲーム感覚でそれを体験できるのは、
とてもおもしろいと思いました。